日本には四季があります。
移り行く景色に目を奪われることもしばしば。
絶えず変化する風景をみつめることに情熱を傾けた画家と言えば…
クロード・モネ。印象派を代表する画家です。
今回はそんなモネの一枚。
モネ:モネの庭・アイリス
モネの花というと水面に咲く睡蓮が思い浮かびますが、
地上に咲くこの紫のアイリスもまた彼のお気に入りだったそうです。
茶と緑が入り混じったなかを、紫の花々の列が斜め奥へと向かう。
その行く先には、かすかに水色の母屋が見える。
茶、緑、紫、水色と、それぞれ強烈な個性をもった4色を見事に対比させる、
色彩の離れ業を感じます。
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