■ゴッホら印象派の画家たちに影響を与えた北斎の魅力■
絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。今回は「ゴッホら印象派の画家たちに影響を与えた北斎の魅力」について記載してみます。
富嶽三十六景と聞けば、ほとんどの方が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか？
北斎はこの作品をはじめとした風景画、美人画などのさまざまな著名な風景画を世に残した画家です。
その画風は生涯のなかでさまざまに変化しており、73歳の時点で生物の骨格や草木の造形のなんたるかをようやく理解したと北斎本人が記しており、さらに90歳まで描き続ければ奥義を極めることができると言ったように画業に対する熱意や意欲、あるいは執着といっていいほどの強い意志を持っている様が伺える。
この、生物あるいは植物の構造に対する探求、理解をしようとする考えはゴッホをはじめとする印象派の画家たちも注目しており、北斎の探求する心を見てゴッホは「日本人が教えてくれるのは真の宗教だ。彼らはとても純粋で、まるで自分自身が花の如く自然の中を生きている。」と自らの弟に当てた手紙に綴っています。
印象派画家達は北斎の作品を知って、東洋にすごい画家がいるとこぞって作品を買い集めようとしたそうです。彼らは北斎の作品を見て、探求する心を知ることでどのように自分の作品に反映させていったのでしょうか。
============================
絵画販売ドットコム （株式会社クレアネット運営）
http://www.kaigahanbai.com
TEL：06-4792-8281
FAX：06-4792-8291
MAIL：info@kaigahanbai.com
============================
