印象派という言葉のはじまりをつくったモネの作品の多くは明るさより暗さが目立っています。風景画が多い中でも少しだけ人物画を描いており、そんな中で一風変わった作品があります。日本を特にリスペクトしていたモネは日本の着物を着用している女性を描いた作品があり、どの作品よりも目立っているのが特徴的です。着物の色が赤ということもあり、白人が赤の着物を身にまとい扇子を持っている姿は滑稽に思えますが美しくもあります。そして、奥にある壁にはいくつもの日本のうちわが飾られており、着物と着ている女性の足元にも無造作に置かれています。「ラ・ジャポネーズ」という題名になっているこの作品は着物の柄が事細かい描かれており、モネの作品の特徴が非常によく描かれている作品のひとつでもあります。着物のしわのひとつひとつが立体的でリスペクトする日本の着物を描いていることが描くことが楽しいと感じているのが伝わってくるかのような躍動感と明るさを感じることができます。
【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
モネ：印象 日の出
モネ：散歩 日傘をさす女
モネ：サンラザール駅
============================
============================
絵画販売ドットコム（複製画）油絵の模写・通販
TEL：06-4792-8281 FAX：06-4792-8291
============================
