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今回は「クリムト”けしの野(花ざかりのポピー)”」について記載してみます。
クリムトが1907年に描いた『けしの野(花ざかりのポピー)』は、印象派をほうふつさせる色彩豊かな風景画です。
クリムトが好んで使うスクエアなキャンパスに、色とりどりのけしの花(ポピー)が咲き誇っています。
画面奥には少しの空と草木が緑深く茂り、果樹を土手にした川のように花が流れてこちらに迫ってくるようです。花の流れはそのまま画面からあふれ出てくるような存在感があります。
金銀を使って平面的な様式美と官能的に女性を描く画風で有名なクリムトですが、近年は風景画にも注目が集まり人気が高まっています。
風景画は静かで印象派的なタッチではありますが、大仰な遠近法はなく花や木は文様のようにも見え、クリムト独特の美意識が表れているようで心に残る作品となっています。
緑色に満ちて落ち着いた雰囲気ですが、花や果樹の色が愛らしくもあり、明るいリビングに飾っておしゃれなアクセントになりますし、リラックスするお店やお部屋、また和室にもしっくり合います。
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グスタフ・クリムト ( 1862年7月14日 ~ 1918年2月6日)
グスタフ・クリムトは、個性的なエロチシズムをもち女性的で知られています。
大変官能的な作品は、神秘的なインテリアにオススメです。
【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
クリムト:接吻
クリムト:帽子と羽のえり巻を着けた女性
クリムト:リンゴの樹
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