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今回はゴーギャン「神の日(マハナ・ノ・アトゥア)」について記載してみます。
ゴーギャン作の『神の日(マハナ・ノ・アトゥア)』は1894年に描かれ、色彩豊かな南国を表しています。
この作品はゴーギャンが最初のタヒチ滞在を終えて、ブルターニュで過ごしている時に描かれました。ゴーギャンの記憶の中にあるタヒチといってもいいでしょう。まず目を引くのがその色彩で、オレンジ、黄色、青と鮮やかな色調が画面いっぱに広がっています。強い日差しを感じさせる空や独創的な構図、筆致ともあいまって、異国情緒があふれています。画面手前にいる3人の女性は、誕生、生、死を表しているとも言われ、神聖な雰囲気も醸成しています。
タヒチをゴーギャンの記憶と印象から描いていることで、実際に見ているよりも一段とタヒチの個性が浮き彫りになり、ゴーギャンの当時の心情も強く表れているとも言えるでしょう。
美しく鮮やかな色彩に異国情緒があふれ、装飾性が強くある作品です。色味がほしい壁に飾ると彩りを与えてくれますので、リビングや廊下にいかがでしょうか。また、ロビーやショップに飾っても、華やかになりますのでお勧めです。
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