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今回はモネ「ポプラの木の下で」について記載してみます。
ドイツのシュトゥットガルト州立美術館に収められている、1887年に制作された「ポプラの木の下で」。ここに描かれている人物は、1番目の妻であるカミーユを亡くしてから再婚した、元オシュデ夫人と息子と思われる少年になります。表情はわかりませんが、2人が気持ちよさそうに日の光と風を受けているように想像できないでしょうか。
この時期のモネは、自然と人物を溶け込ませるような作品を多く描き、逆光下の草木と人物に映る微妙な色の変化を存分に表現しています。光と風と木々、草花のバランスが絶妙です。空はどこまでも澄んでいて、近くの木々や遠くの山々までを包み込むような美しさを見せています。何気ない景色もモネにかかるとこんなに変化するのは、驚き以外の何物でもありません。さすが印象派の巨匠といわれるモネの手腕ならではです。
さりげない優しさが感じられる1枚は男女を問わず人気があります。お祝やお誕生日プレゼントにいかがでしょうか。
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