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今回はルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャラット」について記載してみます。
ピエール=オーギュスト・ルノワールは1841年2月25日、フランス中南部のリモージュで7人兄弟の6番目に生まれました。
「裸婦の画家」と呼ばれ、印象派という絵画グループの一翼を担った画家でありますが、幼少から少年までは聖歌隊で音楽を学んだり、磁器工場で絵付職人の見習いをしていました。
しかし産業革命などの影響により職を失い1858年から本格的に画家を目指し始めました。
今回紹介させていただく「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」はそんなルノワールが35歳のときに描いた絵画作品です。
ムーラン・ド・ラ・ギャレットとはパリ・モンマトルの丘の上に建つカフェで、この作品ではそこで愉快に踊り会話を楽しむ人々の姿と、アカシアの木漏れ日を見事に表現しています。
本来のムーラン・ド・ラ・ギャレットの雰囲気は、若い芸術家たちが愚痴をこぼし合うような暗い雰囲気だったそうですが、この作品の「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」では明るい表現が使われており、
幸福な社会や治世を望んだルノワールの思いが込められている作品だと言われています。
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