絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回は今回はシスレー「アルジャントゥイユの大通り」についてご紹介しますね！ よろしくお願いいたします。
この作品は、フランスのパリにあるアルジャントゥイユという街を描いた作品です。
見ていて落ち着いた気分になれる作品だと思います。
アルフレッド・シスレーとはフランス生まれの、イギリス人画家です。
裕福な両親のもとに生まれた彼は、フレデリック・バジール、クロード・モネ、ピエール＝オーギュスト・ルノワールらと出会います。
風景画を描くことを選んだ彼らでしたが、当時の人々にはその色彩の豊かさ、大胆さがあまり受け入れられなかったのかほとんど展示されたり売れることはありませんでした。
普仏戦争勃発に伴い援助をしていた父親が破産し以降シスレーは死ぬまで困窮したなかで生活することになりました。
今現在９００点近くの油絵の作品が残っており、その大部分はパリの周辺の風景を描いた穏やかな風景画です。
シスレーは典型的な印象主義者で、後に他の印象派の画家の多くが印象派の技法から離れていったなかで、シスレーは最後まで印象派画法を突き通し続けました。
こんなエピソードがあります。
１９００年頃、アンリ・マティスがカミーユ・ピサロに会った際、マティスが「典型的な印象派の画家は誰か」と尋ねたところ、ピサロは「シスレーだ」と答えたそうです。
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