格差社会

いまさら、こんな話題って言われそうだけど、
今日は格差社会について書いてみたいと思います。
最近、よく格差社会だって言われている。
僕自身社会の地位は、本当に低いと思う。
それでも、今の日本は、『努力』したら報われる環境だと思う。
努力が嫌で怠けて、社会のせいにだけはしたくないって僕は思う。
なんて、えらそうにって感じですが・・・
なぜ、僕がこの話題に触れたのかというと、1枚の絵画を紹介したかったからです。
落ち穂拾い
ミレー:落ち穂拾い
僕はここのページのコメントに『ほっとする懐かしさ』と書かせてもらっていますが、
本当はそんなことはない。
この絵画は、畑の所有者から許可を得て、自分たちが食べる麦を拾うもっとも貧しい農民を描いてる。
落ち穂拾いは、貧しい農民に許された『施し』だった。
この時代、どんなに努力をしても、きっと生まれたときから人生は決まっていていつか『努力する』ということもあきらめてしまうのではないだろうか。
そんな彼女の姿を美しくあたたかく『ほっとする懐かしさ』を表現して描いてくれたミレーは、本当にすばらしい画家だと思う。
どんな高い地位に生きる人ですら、人を見下すことはあってはならないと思う一枚です。
まあ、僕はそんな高い地位になれることはないんだけど・・。笑
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