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今回は、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの『タンギー爺さん』について書かせていただきます。
ジュリアン・フランソア・タンギーを描いた『タンギー爺さん』
今回ご紹介する『タンギー爺さん』は、オランダの画家でポスト印象派のヴィンセント・ヴァン・ゴッホが1887年に描いた作品です。
『タンギー爺さん』のモデルとなっているのは、パリで画材屋を営んでいたジュリアン・フランシス・タンギーです。
ジュリアン・フランシス・タンギーが営む画材店は、パリで最も人気が高かったとも言われています。
ジュリアン・フランシス・タンギーは若い画家たちに食料や金銭の援助を行っていました。
さらに、ゴッホの数少ない友人の1人でした。
ゴッホが3度も描いた『タンギー爺さん』
ゴッホはジュリアン・フランシス・タンギーをモデルに3度、絵を制作しています。
今回はご紹介しているのは2枚めの作品になります。
ダンキー爺さんの背景には日本の浮世絵が6枚も描かれていて、ゴッホが親日家であったことがわかります。
パリでオランダの画家であるゴッホが描いた作品に、日本の浮世絵が描かれているというのはなんとも不思議な感じがしますが、日本人にとっては誇らしい気持ちもしますね。
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