絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの『フィンセントの椅子』について書かせていただきます。
ゴッホがゴーギャンとの共同生活中に描いた『フィンセントの椅子』
今回ご紹介する『フィンセントの椅子』はオランダのポスト印象派の画家で、炎の画家とも言われたヴィンセント・ヴァン・ゴッホが1888年の11月に描いた作品です。
現在はロンドン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されています。
ゴッホは1880年に、それまで住んでいたパリを離れ、南フランスのアルルに移り住みます。
ゴッホは1888年10月からアルルで、画家のゴーギャンと共同生活を始めます。
『フィンセントの椅子』はゴッホがゴーギャンとの共同生活を初めて1ヶ月後に、ゴッホが住んでいた黄色い家に置いてあった椅子を描いたものです。
椅子の上には、ゴッホが愛用していたパイプが置かれている様子が描かれています。
この頃ゴッホは『ゴーギャンの肘掛け椅子』という作品も描いており、これらは同時期の対の作品だと言われています。
ゴッホとゴーギャンの共同生活の話は有名ですが、実はこの2人がアルルで共同生活をしていたのは、たった2ヶ月間だけなのです。
ゴッホが起こした耳切り事件によって、ゴーギャンはアルルを去り、ゴッホは精神病院に入院することになり、2人の共同生活は終わりを迎えたのでした。
クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《フィンセントの椅子》の複製画を販売しています。
部屋に飾ってみたい方はこちらからご覧いただけます。
============================
絵画販売ドットコム(複製画)油絵の模写・通販
TEL:06-4792-8281 FAX:06-4792-8291
============================