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今回は、ピエール・オーギュスト・ルノワールの『ジョルジェット・シャルパンティエ嬢』について書かせていただきます。
愛らしい作品『ジョルジェット・シャルパンティエ嬢』
今回ご紹介する『ジョルジェット・シャルパンティエ嬢』は、フランスの印象派の画家ピエール・オーギュスト・ルノワールが1876年に描いた作品です。
現在は日本の東京都中央区京橋にある「ブリヂストン美術館」で所蔵されています。
『ジョルジェット・シャルパンティエ嬢』のモデルである少女は、『シャルパンティエ夫人とその子供たち』に描かれているシャルパンティエ夫人の隣に座っている少女ジョルジェットの４歳の時の肖像画です。
ふっくらしたほっぺが少し赤らみ、澄んだ瞳がとても愛らしい作品です。
受取拒否されることもあったルノワールの肖像画
ルノワールは、今でこそ、１枚の絵に何十億という価値がつく有名な画家ですが、そんなルノワールにも一介の画家であった時代がありました。
そして肖像画を多く描いているルノワールですが、当時は、お金持ちで身分が高い人が肖像画を依頼することが多く、一介の画家とは格差がありました。
そのため、依頼主はわがままであることも多かったようです。
ルノワールが描いた肖像画を見て「こんなのは自分ではない」と受取拒否をされるということもあったそうです。
今その話を聞くと、とっても、もったいない話ですね。
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