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今回は、フィンセント・ファン・ゴッホの『パイプをくわえた自画像』について書かせていただきます。
多くの画家が愛飲したアブサンとは
アブサンは、19世紀の後半に、フランスで大流行したお酒です。
薬草からできているお酒なのですが、アルコールの度数が70%以上と、とても強いお酒なのです。
アブサンは、とても成分が強いことから、麻薬のような存在のお酒でした。
そのため一時は、製造中止にまでなったほどです。
アブサンの特徴は、飲むと幻覚を見るというものです。
本当に麻薬のようですね。
そんなアブサンですが、1930年以降にフランスで大流行し、多くの画家が愛飲していたそうです。
アブサンをテーマにした作品も残っています。
ゴッホもアブサン中毒だった
ゴッホもアブサン中毒で、精神的に病んでいたときには、アブサンに溺れていたそうです。
ゴッホはゴーギャンとの共同生活をしていた南フランスのアルルで、自分の耳を切断するという恐ろしい事件を起こしていますが、一説では、それもアブサンを飲んだ幻覚症状によるものではないかといわれています。
今回ご紹介する『パイプをくわえた自画像』は、ゴッホが耳切事件を起こしたあとに描いた自画像です。
耳には包帯が巻かれていて、痛々しい事件を想像することができる作品ですね。
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