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今回は、カミーユ・ピサロの『窓から見たエラニー風景』について書かせていただきます。
ピサロの暖かい点描『窓から見たエラニー風景』
今回ご紹介する『窓から見たエラニー風景』は、19世紀のフランスを代表する印象派の画家カミーユ・ピサロが1888年に描いた作品です。
65cm×81㎝のキャンバスに描かれており、現在は、イギリスのアシュモレアン博物館で所蔵されています。
『窓から見たエラニー風景』は新印象主義の画法であった「点描」で描かれた作品で第8回印象派展に出品されましたが、ほとんど注目されませんでした。
この作品は、ピサロの家の庭からバンクール村に続く草原を描いています。
ピサロは、第8回印象派展で『窓から見たエラニー風景』が注目されないのは、赤い屋根と鶏小屋が売れない題材だからだろうと考えていたそうです。
しかしピサロは、この作品に自信を持っていたそうですよ。
『窓から見たエラニー風景』は素朴ながらも安定感があり、見ていると落ち着きます。
とても穏やかで優しい雰囲気のある絵画ですので、玄関やリビングに飾ると、落ち着いた暖かみのある部屋になるのではないでしょうか。
新築祝いのプレゼントにもオススメの1枚です。
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