レンブラントの痛恨のミスとは

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、レンブラント・ファン・レインについて書かせていただきます。

生涯オランダから出なかったレンブラント

今回ご紹介する『自画像』は、レンブラント・ファン・レインが自分自身をモデルに描いた作品です。
レンブラントはオランダの画家でバロック絵画を代表する画家の1人です。
「光の画家」や「光の魔術師」と呼ばれることもあり、生涯で多くの自画像を残していることでも有名です。

そんなレンブラントですが、当時はイタリアで絵の修業をするのが必須だと言われていた時代でしたが、レンブラントはオランダの歴史画家の下で修行をしていました。
そして若くして成功を収めたレンブラントは、生涯イタリアを訪れることはありませんでした。
イタリアだけでなく、レンブラントはオランダから外に出ることはなかったのです。

そして、そのことが原因でレンブラントは大きなミスをしてしまいます。
それは『フローラに扮したサスキア』という作品に大きく関係しているのですが、この作品ではレンブラントの妻であるサスキアが、花の女神フローラに扮した姿が描かれています。
しかし花の女神フローラは、古代ローマでは娼婦の女神だったのです。
オランダから出たことのないレンブラントは、そのことを知らず、妻に娼婦の女神の格好をさせてしまったのです。
やはり、本場でないと学べないこともあるということですね。

クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《自画像》の複製画を販売しています。
部屋に飾ってみたい方はこちらからご覧いただけます。

============================

絵画販売ドットコム(複製画)油絵の模写・通販

TEL:06-4792-8281 FAX:06-4792-8291

============================

関連記事一覧

アーカイブ

2019年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
PAGE TOP