絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はモネ「睡蓮」について記載してみます。
モネは晩年になると自宅の庭に花や草木を植え、美しい庭をつくることに夢中になっていました。その中で池もつくりモネの代表作でもある「睡蓮」がいくつか発表されています。「睡蓮」以外にもアイリスやバラ、ひまわりなど多くの花々が咲き自宅から見る庭は見事なほどひとつの絵画となっていたのです。睡蓮があった場所には太鼓橋と呼ばれる日本の丸みのある橋をとりつけ、特にその場所はお気に入りだったそうです。「睡蓮の橋にかかる橋」は、橋のように連なる睡蓮の上に日本の太鼓橋がかかっているということでつけられた題名です。造園にも力を入れていたモネだからこそ、自分が思い描く通りの庭に仕上げたいと思い、そのお気に入りの庭を残せるようにと絵画として残したのでしょう。
睡蓮の花が咲き、池の水面に浮かび、その周囲にある花々は草木な池に反射して映っている光景がわかります。題名を聞かされていなければ、そこに池があることがわからないかもしれません。モネの愛する日本の橋と庭の花が合体した陽射しが降り注ぐ晴天の日に描かれた作品だと思われます。
============================
絵画販売ドットコム(複製画)油絵の模写・通販
TEL:06-4792-8281 FAX:06-4792-8291
============================