愛妻家のモネが描いた『散歩 日傘をさす女』

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、クロード・モネの『散歩 日傘をさす女』について書かせていただきます。

最愛の妻カミーユを描いた『散歩 日傘をさす女』

今回ご紹介する『散歩 日傘をさす女』は、フランスの印象派の画家、クロード・モネが1875年に描いた作品です。
100cm×81cmという大きなキャンバスに描かれた油彩画で、現在はアメリカ合衆国のワシントンD.C.にある国立美術館ナショナル・ギャラリーで所蔵されています。

モネは日傘をさす女性をモデルとした絵画を3枚描いています。
その1番初めに描かれたのが、この『散歩 日傘をさす女』です。
『散歩 日傘をさす女』はモネの最初の妻カミーユと息子のジャンがモデルとなっています。
この作品を描いた4年後、モデルとなった妻のカミーユは結核でこの世を去りました。
32歳という若さで、幼い息子を残してこの世をさることになってしまったのです。

そして『散歩 日傘をさす女』を描いた9年後の1886年に、モネはまた『日傘をさす女性』を描いていますが、そのモデルとなったのは、モネの再婚相手であったアリスの連れ子だと言われています。
しかし、2枚目と3枚目の『日傘をさす女性』は顔の表情がハッキリと描かれておらず、亡き妻カミーユをイメージして描かれたのではないかという説もあります。

クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《散歩 日傘をさす女》の複製画を販売しています。
部屋に飾ってみたい方はこちらからご覧いただけます。

============================

絵画販売ドットコム(複製画)油絵の模写・通販

TEL:06-4792-8281 FAX:06-4792-8291

============================

関連記事一覧

アーカイブ

2019年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
PAGE TOP