モネ 散歩、日傘をさす女

“1875年に製作された「散歩、日傘をさす女」の後、妻カミーユは亡くなります。死後6年が経った頃、幸福の時間を再現するかのように先の絵をモチーフに2枚の絵を描きます。
日傘を差し、白いドレスの女性が「散歩、日傘をさす女」と同じ方向で、もう一枚は逆向きの方向で描かれています。しかしその表情はどちらも不明瞭です。人物が風景に溶け込んでしまったのか、または、あえて「描けなかった」のか。妻の死後、モネは人物を描く事をやめ、作品のほとんどは風景画になります。それゆえ「風景画のモネ」称とされるのですが、あえて描けなかったように思えて仕方ありません。

この2枚はパリのオルセー美術館に並べて展示されています。その絵には息子の姿はなく、人物の「影」もなくまるであの世ではないかとさえ思えます。先の作品よりもスカーフが大きくなびき、風が強く吹いていることがうかがえます。

背中に風を受ける女性と、風に向かう女性。

力強く大地に立つ姿は世間の逆風に負けじとするモネ自身だったのかもしれません。



■ モネ:睡蓮 ■

【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
モネ:印象 日の出
モネ:散歩 日傘をさす女
モネ:サンラザール駅
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