■ 実は連作でたくさん絵画があるゴッホのひまわり ■
絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。今回は「実は連作でたくさん絵画があるゴッホのひまわり」について記載してみます。
ゴッホウィークと題してゴッホの魅力をNHK日曜美術館での紹介のように記載していきます。
「ひまわり」は、1点と思われているかもしれませんが、1888年8月から1890年1月までに何点か仕上げられた連作です。
よく目にする花瓶の「ひまわり」は、ほば同構図の7点あり、現在6点が残っています。花瓶に挿されていない構図を含めると12点と言われています。
花瓶の「ひまわり」の喪失の1点は日本で失われ、1945年第二次世界大戦時の芦屋市空襲によって焼失しました。
花瓶の「ひまわり」に描かれている、ひまわりの本数は3・12・15本の3種類で、ゴッホが招集した、芸術家村に集まる予定だった画家達を表していると言われます。花瓶の「ひまわり」が同じような構図になっているのは、ゴーギャンを迎えるアルルの「黄色い家」を飾るためだったという説があります。
結果的にゴーギャンしか来なくなり、そのゴーギャンともたった2ヶ月で別れる事になるのですが、いかにその想いが強いのかがわかる作品です。花瓶の署名は、ゴッホではなく、ヴィンセントと入り、親しい友人に渡すつもりでいたゴッホの気持ちが表れています。
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ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ (1853年3月30日 – 1890年7月29日)
ゴッホは、自身の熱い思いを伝える激しい筆遣いと鮮やかな色彩は独特な絵画スタイルで知られ、
その劇的な生涯と共に世界中で最も人気を集める画家です。
【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
ゴッホ:ひまわり
ゴッホ:夜のカフェテラス
ゴッホ:アルルの跳ね橋
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