ゴーギャン「麗しのアンジェール(サトル夫人)」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はゴーギャン「麗しのアンジェール(サトル夫人)」について記載してみます。

ゴーギャン「麗しのアンジェール(サトル夫人)」
ゴーギャンが画家としての活動を専念し始めたのは1883年(34歳頃)と遅く、

ゴーギャンと言えばゴッホと共同生活をしていたことなどが有名ですが、彼もゴッホと同じく生きている間に作品をなかなか認めてもらえず没年2年ほど前より売れ出したと苦労されていたようです。

初期の作品は印象派の影響を強く受けていますが、印象派の手法に限界を感じ新しい描き方を探しはじめた結果、後期印象派として位置づけされ、後にエジプトや日本の版画にも興味を持ったそうです。

また、ゴーギャンは「タヒチの画家」とも呼ばれ、独創的な作品で有名です。

この作品「麗しのアンジェール(サトル夫人)」は1889年に描かれています。

この画は、フランスの西端にあるブルターニュ地方の港町ポン・タヴェンで、いつもつけで食事を出してくれるカフェの店主夫妻のために感謝のしるしとして制作したものだそうです。

モデルが着ている鮮やかな服はブルターニョの伝統衣装で、ブルターニョは、フランスの西端にある地域です。

モデルの華やかな衣装に反し物憂いげな目をした彼女は何を考え、またゴーギャンはどんな思いを表現しようと描いたのでしょうか。
鮮やかな色使いの中にも色々と考えさせられる一枚ですね。

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