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今回はゴーギャンの「 3匹の子犬がいる静物」についてお話したいと思います。
ゴーギャン(1848年~1903年)はパリで生まれました。
10代後半で航海士として働き、その後は海軍に在籍し
普仏戦争にも参加したそうです。
デンマーク出身の女性・メットと結婚し、ごく普通の仕事をしながら
趣味で絵を描き、印象派展に何度か出品をしました。
30歳を過ぎたころ、画業に専念するため仕事を辞め、プロを目指す
ことになります。
ゴッホからの誘いで、フランスのアルルでの共同生活を始めましたが、長くは続きませんでした。
その後、楽園を求め南国タヒチ島へ渡ります。タヒチ島には2度滞在し多くの作品を残しています。
そして、ここタヒチ島の離島で最期を迎えました。
今回私が気になった絵画は、「3匹の子犬がいる静物」です。
三匹の子犬、三つの果物とグラスと、どこか象徴的に配されてるように感じ、バランスのよい作品です。
今までゴーギャンが描いてきた作品からすると、拍子抜けするほど可愛らしい作品です。
ゴーギャンの静物画を知る人にとっては、まぎれもなく彼の作品であることが分かると言います。
この頃、ゴーギャンは妻子と離れて生活していました。この作品は、子供達のために描いた作品だとも言われています。
父親の優しい一面を垣間見ることが出来る、そんな作品なのかもしれません。
→ゴーギャンの「 3匹の子犬がいる静物」はコチラ
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