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今回は、エドヴァルド・ムンクの『叫び』について書かせていただきます。
ムンクの『叫び』は同じ構図で複数存在する
『叫び』はエドヴァルド・ムンクが1893年に描いた、世界で最も有名な絵画の一つです。日本では『ムンクの叫び』というタイトルだと誤解している人も多いですが、実際はムンクが描いた『叫び』というタイトルの作品なのです。ムンクは『叫び』を同じテーマで複数枚残しています。油絵、クレヨン、パステル、テンペラなど様々なパターンで描かれた『叫び』が存在するのです。
実は叫んでいないムンクの『叫び』
ムンクの『叫び』は日本でも大変有名な絵画で、誰しも一度は頬に手をあて、口を「おー」と開け、ムンクの『叫び』ポーズをとったことがあるのではないでしょうか。しかし、この有名なムンクの『叫び』に描かれている人物は「ムンク」ではありません。さらに、ムンクの『叫び』に描かれている人物は、叫んでいるのではなく、叫びにおののいて耳を塞いでいる様子なのです。この作品についてムンクが日記に以下のように記しています。
「私は2人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。突然、空が血の赤色に変わった。私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた」
この作品は上記のようなムンクが体験した幻覚に基づいて描かれたと言われています。
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