優しい表情の『眠る裸婦』

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、ピエール・オーギュスト・ルノワールの『眠る裸婦』について書かせていただきます。

女性の裸体が官能的な『眠る裸婦』

『眠る裸婦』はフランスの印象派の画家であるピエール・オーギュスト・ルノワールが1897年に描いた作品です。
『眠る裸婦』は若い女性の裸体が描かれていて、官能的な作品です。伸びやかに描かれた裸体が背景と見事に調和し、ルノワールが新たな人体の表現方法を獲得していることがわかります。
『眠る裸婦』に描かれた女性は、眠っているのか、目を閉じているだけなのかわかりませんが、その顔はとても穏やかで優しい表情をしています。

病気と戦いながらも作品を描き続けたルノワール

ルノワールは『眠る裸婦』を描いた1897年、妻の故郷であるエソワで自転車から転落したことにより、持病のリューマチが悪化しました。そのことがきっかけで、ルノワールは晩年を病気と戦いながら生きることになります。それでもルノワールは作品を残すことはやめず、車椅子の生活になっても「幸福な生命の輝き」を描き続けました。
ルノワールは1912年12月3日にコレット荘で78歳の生涯を終えますが、その日の朝もアネモネの花を水彩で描いていたそうです。

クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《眠る裸婦》の複製画を販売しています。
部屋に飾ってみたい方はこちらからご覧いただけます。

============================

絵画販売ドットコム(複製画)油絵の模写・通販

TEL:06-4792-8281 FAX:06-4792-8291

============================

関連記事一覧

アーカイブ

2018年6月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
PAGE TOP