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今回は、ヨハネス(ヤン)・フェルメールの『リュートを弾く女性』について書かせていただきます。
「リュートを調弦する女」ともよばれている『リュートを弾く女性』
『リュートを弾く女性』は17世紀のオランダの画家であるヨハネス(ヤン)・フェルメールが描いた作品ですが、「リュートを調弦する女」と呼ばれることもあります。
作品に描かれているモデルの女性は、リュートを弾いているのではなく調弦しているからです。
フェルメールは、音楽をモチーフにした絵画を好んで描いていました。この当時は音楽は恋愛のシンボルでした。そういった時代背景からみても、この作品のモデルの女性は、窓の外を見つめて恋人を待っているのではないかと考えられています。
『リュートを弾く女性』の右側に、誰も座っていない椅子が描かれているのも、誰かを待っているということを表現しているようにも感じられますね。
リュートとは?
『リュートを弾く女性』で描かれているリュートとはどういった楽器なのでしょうか。
リュートは現代のギターに似た弦楽器です。16〜17世紀のヨーロッパを中心に人気のあった楽器で、「楽器の王(女王)」と呼ばれるほどの人気がありました。
リュートが奏でる音色は小さいながらも、温かく心癒されるそうですよ。中世ヨーロッパで、一世を風靡した弦楽器リュートの音色を、一度は聞いてみたいものですね。
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