ミレーの『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』に描かれた羊以外の動物とは

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、ジャン=フランソワ・ミレーの『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』について書かせていただきます。

『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』をよく見ると・・・

今回ご紹介する『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』は、フランスの画家でバルビゾン派を代表するジャン=フランソワ・ミレーが1864年に描いた作品です。

現在は、日本の山梨県にある、山梨県立美術館で所蔵されています。

『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』では、夕焼けに照らされながら、羊飼いが羊の群れを先導しながら移動している様子が描かれています。

『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』は冬の寒い日に描かれた作品なのでしょう。羊飼いは厚手のマントを羽織っています。

『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』という題名からも、たくさんの羊に注目がいく作品ですが、じつはこの絵をよーくみてみると、羊以外に描かれている動物がいることに気づくでしょうか。

そうです!羊たちの横に一匹の犬が描かれているのです。

この犬は、きっと牧羊犬でしょう。牧羊犬とは、羊を誘導したり、監視したりするために飼われている犬のことです。

『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』の絵の中でも、しっかりと羊の群れに視線を向け、監視しているように見えますね。

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