絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、エドヴァルド・ムンクの『絶望』について書かせていただきます。
3部作のうちの1枚『絶望』
今回ご紹介する『絶望』は、ノルウェーの画家で、フランスやドイツでも活躍した、エドヴァルド・ムンクが1894年に描いた作品です。
現在はノルウェーのオロスにある、ムンク美術館で所蔵されています。
ムンクといえば、両手を頬にあてたポーズの『叫び』が有名ですが、『絶望』はその『叫び』や『不安』と3部作になっているのです。
そのため、作品の背景や構図はとてもよく似ていますね。
3つのどの作品も、背景は渦巻いていて、橋の上に人物が立っています。
『叫び』では人物自体も波打っていますが、『絶望』に描かれた人物は波打っておらず、肩を落としてうつむいた様子です。
『絶望』というタイトルがぴったりな作品
『絶望』というタイトルのこの作品ですが、描かれている男性が本当に絶望的な様子で描かれており、あまりにもピッタリなタイトルに思わずクスっと笑ってしまいます。
街でもたまに、こういう人見かけるなぁ(笑)なんて思っていましました。
暗いタイトルでありながらも、背景には鮮やかなオレンジ色が使われているため、暗すぎる雰囲気ではありません。
あえて有名な『叫び』ではなく『絶望』を飾ってみるというのも、絵画通な気もしますね。
クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《絶望》の複製画を販売しています。
部屋に飾ってみたい方はこちらからご覧いただけます。
============================
絵画販売ドットコム(複製画)油絵の模写・通販
TEL:06-4792-8281 FAX:06-4792-8291
============================