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今回は、ヨハネス（ヤン）・フェルメールの『窓辺で水差しを持つ女性』について書かせていただきます。
フェルメールの絶頂期に描かれた『窓辺で水差しを持つ女性』
今回ご紹介する『窓辺で水差しを持つ女性』は、オランダの画家で、光の魔術師とも呼ばれ、人物画を中心に多くの作品を残しているヨハネス（ヤン）・フェルメールが1664年~1665年に描いた作品です。
45.7×40.6cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在はアメリカのニューヨークにある、メトロポリタン美術館で所蔵されています。
『窓辺で水差しを持つ女性』は、『天秤を持つ女』や『青衣の女』と同時期の作品です。
左側に窓があり、そこから光が室内に差し込む、フェルメール特有の構図で描かれていてます。
『窓辺で水差しを持つ女性』に描かれている女性は、とても美しい青色のスカートを履いていますね。
この青色こそが、フェルメール・ブルーと呼ばれる、高価な顔料から作られた色なのです。
フェルメール作品は、多くの人に人気があります。
現在、大阪の天王寺公園内にある大阪市立美術館では、フェルメール展が開催されています。
期間は2019年５月１２日（日）までで、入場料は一般1800円、高校大学生は1500円です。
今回ご紹介している『窓辺で水差しを持つ女性』は、今回のフェルメール展では展示されませんが、『マルタとマルアの家のキリスト』、『恋文』、『手紙を書く女』、『リュートを調弦する女』、『手紙を書く女と召使』、『取り持ち女』の6点が展示されますので、この機会にフェルメール作品を楽しんでみられてはいかがでしょうか。
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