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今回は、カミーユ・ピサロの『収穫』について書かせていただきます。
フランスを代表する印象派の画家カミーユ・ピサロ
今回ご紹介する『収穫』は、19世紀のフランスを代表する印象派の画家カミーユ・ピサロが1882年に描いた作品です。
70.3cmx126cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在は日本の東京にある国立西洋美術館で所蔵されています。
『収穫』を描いたピサロは、1830年にカリブ海のセント・トーマス島の金物屋の家に生まれました。
家業を手伝ってたピサロですが、1855年のピサロが25歳の頃、画家の道を志してパリに向かいます。
パリの画塾で、モネやセザンヌと知り会うことになります。
ピサロは1903年73歳の時に、この世を去りました。
ピサロは生涯で1316点もの作品を残しています。
今回ご紹介している『収穫』は、麦畑が画面いっぱいに描かれていて、そこで働く人々の姿も描かれています。
『収穫』にはたくさんの水彩やチョーク跡も残されています。
それは、ピサロが長い時間をかけて入念に描いた作品だという証なのです。
全体的に柔らかい印象の『収穫』は、見ているだけで穏やかな気持ちになれる一枚です。
玄関や寝室などに飾る一枚としても、オススメですよ。
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