アルコール中毒だったロートレック

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今回は、『マルトX夫人―ボルドー』を描いた画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックについて書かせていただきます。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックとは

今回ご紹介する『マルトX夫人―ボルドー』は1900年にアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックが描いた作品です。
90cm×80.3cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在は、日本の岡山県にある「大原美術館」で所蔵されています。

『マルトX夫人―ボルドー』を描いたアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックは、少年時代不慮の事故によって、両足を骨折してしまいます。
そレが原因で、ロートレックの下半身の成長は止まってしまいした。
そのため、ロートレックは大人になっても身長があまり伸びず、150cm程度しかない低身長で、歩行も不自由だったのです。
そんなロートレックは、19世紀末、ゴッホたちと同時期にパリで活躍しました。
ゴッホの弟で画商のテオは、最初にロートレックの才能に気づいた人物とも言われています。
テオは、売れない画家であったゴッホの才能を見抜いてたと言われているので、とても優秀な目を持っていたのでしょうね。

ロートレックは一時期、アルコール中毒でした。中毒症状を改善するために、入院していたこともあるのです。
しかし、ロートレックは、どれだけ酔っている時でも、デッサンに狂いはなかったそうですよ。

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