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今回は、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの『サン・レミの道』について書かせていただきます。
ゴッホの晩年の作品『サン・レミの道』
今回ご紹介する『サン・レミの道』は、炎の画家と呼ばれた1800年代後期のオランダの画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホが1890年に描いた作品です。
33.5cm×41.2cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在は日本の茨城県笠間市にある、笠間日動美術館で所蔵されています。
ゴッホの最初の頃の作品は、全体的に暗い色調で描かれているものが多く、農民や労働者の姿を描くことが多かったのです。
しかし、1886年にパリに出た際、日本の浮世絵や印象派の作品に影響を受けたことをきっかけに、明るい色彩の作品を描くようになります。
今回ご紹介している『サン・レミの道』は、ゴッホの晩年の作品ですので、全体的に明るい色彩で描かれていますね。
また、『サン・レミの道』に見られる、うねるような筆使いも、ゴッホの晩年の作品に見られる特徴です。
1888年、ゴッホはゴーギャンと南フランスで共同生活をしながら、制作活動に勤しんでいました。
しかし、その共同生活でストレスを抱えていたゴッホは、精神病を発症します。
そして、サン=レミの精神病院に入院することになるのですが、その時期に『サン・レミの道』を描きました。
『サン・レミの道』からは、力強い意思や、意気込みを感じることができます。
しかし、『サン・レミの道』を描いた翌年に、ゴッホはこの世を去りました。
原因は、はっきりと分かっていませんが、ピストル自殺だったのではないかと言われています。
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