ジョルジュ・スーラの『サーカス』

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、ジョルジュ・スーラの『サーカス』について書かせていただきます。

スーラの最後の作品『サーカス』

今回ご紹介する『サーカス』は、19世紀のフランスの画家で、新印象派の創始者と言われているジョルジュ・スーラが1890年から1891年に描いた作品です。
185.5cm×152.5cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在はフランス、パリのオルセー美術館で所蔵されています。

1880年代は、サーカスをテーマに絵画が描かれることが多い時代でした。
例えば、ルノワールやドガ、ロートレックなども、サーカスをテーマにした作品を残しています。

中でも、スーラの『サーカス』は、細かい点で構築されている点描表現で描かれています。
暖色系の色を使って、細かい点を無数に描きながら、馬にのるサーカス員やピエロを躍動的に表現しています。

実は、スーラは『サーカス』を描いた年の1891年、ジフテリアという急性感染症にかかり、32歳という若さでこの世を去りました。
そのため『サーカス』はスーラの最後の作品で、未完成であったといわれています。

スーラが描いた最後の作品である、『サーカス』は、楽しい雰囲気で見ていて気持ちが明るくなりますので、玄関やリビングなど、人の集まる場所に飾る絵画としてもオススメです。
自宅以外にも、飲食店などに飾っても素敵ですね。

クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《サーカス》の複製画を販売しています。
部屋に飾ってみたい方はこちらからご覧いただけます。

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