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今回はゴッホ「ローヌ川の星月夜」について記載してみます。
コバルトブルーの空いっぱいの星たちと、水面に映る光がとても印象的な作品です。
これは、ライン川と並ぶ、フランス4大河川の1つであるローヌ川を描いたもので、「星降る夜、アルル」とも呼ばれてます。
アルルとはフランス南部の都市の名前です。
画面上部にはおおぐま座の一部である北斗七星のひしゃく型がはっきりと見て取ることができ、なんとも幻想的ですよね。
ですが、実はこの北斗七星が「ローヌ川の星月夜」の謎と言われているんです。
この絵の構図は、アルルの地図を見ると、明らかに南西の方角を向いており、北斗七星は見えるはずがないのです。なぜゴッホはアルルの空に北斗七星を描いたのでしょうか?
この頃、ゴッホは黄色い家で若い画家たちを集め、共に制作する芸術家の家を作ろうと準備していたそうです。
もしかすると、この北斗七星は若い画家たちがみんなで協力し、大きく輝いて欲しいという彼の夢と希望が込められていたのかもしれませんね。
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