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今回はフェルメール「手紙を書く女性」について記載してみます。
ヨハネス・フェルメールは17世紀のオランダで活躍した画家です。
彼はレンブラントと同じくこの時代を代表する画家でした。
生涯のほとんどを故郷のデルフトで過ごしていました。
フェルンメールの初期の作品は物語を描いた作品でした、ですが1656年の頃に描いた「取り持ち女」の頃から風俗画家へと転向していきました。
写実的で迫真性のある画面には、綿密な空間構成と巧みな光の質感表現によって表されています。
フェルメールの作品の一つである「手紙を書く女性」は彼の描いた作品の中でも独特の雰囲気を持っている作品です。
描かれた女性は書いていたペンをとめ、じっとこちらを注視しています。まるで微笑むように観者に視線を送る彼女の表情は光に満ちています。
光の画家と呼ばれたフェルメールの光の表現が実に効果的に現れているいます。
また、絵画の中に絵画が描かれる画中画と呼ばれる表現も注目すべきポイントの一つです。
全体として落ち着いたトーンの中に、スポットライトのような光を当てられた女性が描かれた品のある作品です。
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