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今回は、フェルメールの《真珠の耳飾の少女》について書かせていただきます。
現存する作品数が30数点
フェルメールは非常に謎めいた画家で、作品数も少なく、その他の情報はほとんど残されていません。
フェルメールは現存する作品数が30数点で、その全てに希少価値が付いています。
画商が本業で、絵で生計を立てていたのではないそうです。
だからこそ、自分のペースで独自の「美」を追求できたのでしょう。
そんなフェルメールは、科学者のような時代の先を行く先駆者的な画家でした。
その当時最新技術だった「カメラ・オブスクーラ」を使い、科学者のような目線で、光を演出としてではなく現象として捉えたのです。
このように科学技術を駆使して、光の効果を再現したことから「光の画家」と呼ばれ、現代絵画のパイオニアともなっています。
フェルメールブルー
《真珠の耳飾りの少女》は来日すれば行列をなすほどの人気で、フェルメールの代表的な作品です。
真珠のイヤリングの光の表現、青いターバンと黄色いドレスの補色対比も美しいですね。
フェルメール絵画で使用される青「フェルメールブルー」はラピスラズリから作られたウルトラマリンブルーです。
ウルトラマリンブルーは17世紀当時、ものすごく高価な絵の具でした。
数少ないフェルメールの絵画に、金よりも高価なウルトラマリンブルー、フェルメールの1枚1枚の作品に注いだこだわりと情熱を感じます。
▲原寸大サイズ:45.5×41.0cm アムステルダム国立美術館
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《真珠の耳飾りの少女》はこちらからご覧いただけます。
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