光と色彩の変化を追求し続けたモネ

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たびたび「美術史は印象派から始まる」と言われることがありますが、今回は、そんな「印象派」という言葉が生まれるきっかけとなった、クロード・モネの《印象・日の出》について書かせていただきます。

「印象派」という言葉

クロード・モネはオーギュスト・ルノワールなどとともに印象派の巨匠として知られていますが、モネは印象派の画家たちの中でも、最も印象派的な画家です。
モネは死ぬまでその目に映った光の粒を追い続けたのですが、そんなモネの作品の中でも《印象・日の出》は「印象派」という言葉が生まれるきっかけとなった作品なのです。

印象主義

モネはこの作品にのタイトルに、モチーフとなった場所の名前『ル・アーブル港』ではなく、『印象』という言葉を用いました。
モネにとって描かれた場所よりも、日の光や水面のきらめきが大切だったのです。この《印象・日の出》というタイトルと、輪郭が無いぼやけた画面を見た批評家たちから「印象的にへたくそだ!」と嘲笑されてしまいました。
しかし、このことからモネは自ら印象主義者を名乗り、第3回から正式に「印象派展」と言うようになったのです。

モネは今美術史で当たり前に使われている「印象派」という言葉の、名付け親となった画家なのです。

モネの作品といえば《睡蓮》を思い浮かべる方が多いことと思いますが、「印象派」にとって大きな転機となった《印象・日の出》もじっくり見てみることをおすすめします。
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