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今回は、フィンセント・ファン・ゴッホの『星月夜』について書かせていただきます。
『星月夜』が表紙となっている小説”たゆたえども沈まず”
『星月夜』は2017年に発売された原田ハマさんの小説”たゆたえども沈まず”の表紙を飾っています。
小説”たゆたえども沈まず”は19世紀末のパリを舞台に、天才画家と呼ばれたフィンセント・ファン・ゴッホと、日本人画商の林忠正の話で、ゴッホの弟で画商のテオとゴッホの兄弟愛も描かれたストーリーです。
小説”たゆたえども沈まず”は2018年本屋大賞にもノミネートされ話題作となっています。
絵画好きの人はもちろん、絵画にあまり興味のない方や、あまり絵画について知らないとう方でも楽しめる本ですので、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
ゴッホが精神病院で描いた作品『星月夜』
『星月夜』はフィンセント・ファン・ゴッホが1889年に描いた作品で、現在は「ニューヨーク近代美術館」で所蔵されています。
ゴッホは晩年、精神的に病んでいて「幻覚」や「幻聴」などの症状に悩まされ、精神病院に入院していました。
『星月夜』は精神病院に入院中のゴッホが部屋の窓から見える景色を描いたものですが、実際の窓から見える景色と描かれている景色は異なっており、現実の風景とゴッホの記憶や想像が合わさって描かれた作品です。
ゴッホの代表的な作品である『星月夜』は西洋美術史を代表する作品とも言われており、『星月夜』を見ていると絵の世界に引き込まれていくような、どこか不思議な魅力があります。
『星月夜』を飾った書斎で、小説”たゆたえども沈まず”を読んでみるというのも素敵だと思いますよ。
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