佐伯祐三の『郵便配達夫』

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、佐伯祐三の『郵便配達夫』について書かせていただきます。

佐伯祐三の代表作『郵便配達夫』

今回ご紹介する『郵便配達夫』は、大正時代から昭和にかけて活躍した大阪出身の日本人画家である佐伯祐三が1928年に描いた作品です。

2021年に大阪中之島に開館予定の、大阪新美術館で展示される予定です。

佐伯祐三は30歳という若さで、この世を去りましたが、亡くなった年に『郵便配達夫』を描いています。

妻の米子によって書き加えられた『郵便配達夫』

実は佐伯祐三の『郵便配達夫』をX線写真で確認すると、モデルの足や壁などの線に、原画に変更を加えた痕跡があるそうです。

この作品の原画を描いたのは佐伯祐三本人ですが、『郵便配達夫』を売れる絵にするため、佐伯祐三の妻であった米子が書き加えたといわれています。

突然現れたモデル

この頃、佐伯祐三は体調不良が続き、寝込む日々が続いていました。

そんなある日、偶然にも自宅にやってきた白ひげを生やした郵便配達夫に創作意欲を掻き立てられた佐伯祐三は、モデルを依頼して絵を描き始めました。

そんな佐伯祐三の心を鷲掴みにした郵便配達夫は、その前もその後も、佐伯祐三宅に現れることはなく、たった1度の出会いだったといわれています。

クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《郵便配達夫》の複製画を販売しています。
部屋に飾ってみたい方はこちらからご覧いただけます。

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