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今回は、ヨハネス(ヤン)・フェルメールの『窓辺で水差しを持つ女性』について書かせていただきます。
2015年に日本に初めてやってきた『窓辺で水差しを持つ女性』
今回ご紹介する『窓辺で水差しを持つ女性』は、オランダの画家で、光の魔術師とも呼ばれ、人物画を中心に多くの作品を残しているヨハネス(ヤン)・フェルメールが1664年~1665年に描いた作品です。
現在はアメリカのニューヨークにある、メトロポリタン美術館で所蔵されています。
『窓辺で水差しを持つ女性』は、45.7×40.6cmのキャンバスに描かれた油彩画です。
『窓辺で水差しを持つ女性』は、『天秤を持つ女』や『青衣の女』と同時期にフェルメールが描いた作品だといわれています。
この時期はフェルメールの絶頂期でもあったと考えられています。
フェルメールの作品の特徴でもあるのですが、左側に窓があり、そこから光が室内に差し込む構図で描かれていてます。
メトロポリタン美術館にとって最初のフェルメール作品が、この『窓辺で水差しを持つ女性』でした。
2015年に京都市美術館や森アーツセンターギャラリー、福島県立美術館で行われた「フェルメールとレンブラント展」の際に、初来日した作品です。
この作品にも、多くのフェルメール・ブルーが使用されています。
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