マネとベルト・モリゾは本当に不倫関係だったのか

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今回は、エドゥアール・マネが描いた『ベルト・モリゾ』について書かせていただきます。

「ベルト・モリゾ」という女性

今回ご紹介する『ベルト・モリゾ』は、1832年1月23日にフランスのパリで生まれ、「写実主義」から「印象派」へ移行した画家エドゥアール・マネが1872年に描いた作品です。
55.5cm×40.5cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在はフランス・パリにある「オルセー美術館」で所蔵されています。
本作に描かれているモデルの女性は、19世紀に活躍した印象派の女性画家「ベルト・モリゾ」です。
マネは本作以外にも、モリゾをモデルとした作品を何枚も描いています。
そして、マネは既婚者でしたが、独身だったモリゾと不倫していたという噂もあるのです。
しかし、その噂はあくまでも噂にすぎず、実際には2人が不倫していたというのはありえないとも言われています。
なぜなら、マネ家とモリゾ家は同じ高級官僚の家庭で家族同士で交流がありました。
さらに、当時のフランスではモリゾのような高い階級の女声が一人で出かけるということはなく、必ず付き添いが同行していたのです。
なので、マネとモリゾが2人きりになるということはなかったと考えるのが普通でしょう。

その後、モリゾはマネの弟のウジェーヌと結婚しました。

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