ルノワールの伝説は本当?

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、ピエール・オーギュスト・ルノワールの『カーニュのテラス』について書かせていただきます。

ルノワールの晩年の作品『カーニュのテラス』

今回ご紹介する『カーニュのテラス』は、フランスの印象派の画家ピエール・オーギュスト・ルノワールが1905年に描いた作品です。
現在は、日本の東京にあるブリジストン美術館で所蔵されています。

『カーニュのテラス』は、ルノワールの晩年の作品です。
ルノワールはリュウマチを患っていたため、医師の勧めで晩年の10数年間を地中海のカーニュで過ごしました。
ルノワールは、このカーニュのテラスをとても好んでいたそうです。

ルノワールの伝説の1つに、晩年のルノワールが手に筆を縛って作品を描いていたという話があります。
しかし、この伝説は真実ではないのです。
晩年のルノワールは持病のリュウマチに苦しみ、椅子に座ったままの生活になっていました。
ルノワールは痛みを抑えるため、包帯を手に巻き、そこに筆を握らせてもらって作品を描いていました。
決して、筆を手に縛っていたわけではないのです。

そんなルノワールが晩年に受けた取材で、「そのような手でどうやって制作するのですか?」と聞かれ、ルノワールは「ペニスで」と答えたそうです(笑)
ルノワールはおやじギャグが好きな、愉快な人だったそうですよ。

クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《カーニュのテラス》の複製画を販売しています。
部屋に飾ってみたい方はこちらからご覧いただけます。

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