販売会議で話すことは理にかなっていると思った

スキルを教えてもらうのではなく、相手から盗むことも大切なことである。今現在の知識よりももっと詳しい情報を持っている人物が参加している会議などは、話す内容から自身につながる事、知らないことを盗めるチャンスである。
身近な存在からでも参考にすべき点は多々あるので、常にアンテナを張り巡らすことが大切だ。

どれだけ仕事につながるのか教えてくれるような人はいない

仕事に関して、仲良し同士の社員同士が集まっていると、なかなか一人で行動しにくくなってくるのが現状である。そのくっついている時間を少しでも電話や仕事に関する事につなげられれば、価値のある話が出来るのだが、あいにくそう教えてくれるのは、仲良しグループではない人物からだ。お互いに協力し合い、高めあうことが出来るような関係が望ましい。

ステーキではなく、ジュージュー焼ける音を売らなければならない

何かを売る場合、商品そのものを売り出そうとしてもなかなか相手は食いついてこない。だからこそ、「使ったからこうなるんです」といった使用後の実例を謳い文句に、商品を売り出す。今回はステーキに例えて、肉そのものではなく、焼ける音を想像させて、食欲を誘う売り出し方をする。興味を持たせる売り出し方をするのが重要だ。

キャンセルするための言い訳を聞かされてきた

もっともらしい言い訳という建前で、商品の購入をキャンセルする顧客は確かに存在する。言い訳の中に、自身が至らなかった点、顧客の都合による点を解析して、次につなげる事も必要だ。

大事なツールを選べと言われたら、おそらく名刺を選ぶ

売り込むためのツールはたくさんあるが、その中でも、一つだけ選ぶのなら、名刺を選ぶという。資料がなくても、名刺だけでも渡すことが出来たら、なんらかのタイミングで名刺を見返してくれる事があるかもしれない。自分の仕事を覚えてもらうのなら、口頭で伝えるよりも名刺の方が伝わるものだ。

悩みの種や苛立ちが尽きる事はない

セールスという仕事柄、明確なゴールや正解がない以上は、悩みもストレスも絶え間なく続く。だからこそ、経験も使えるツールも全部駆使して、正解へもっとも近い解答を出す必要がある。
だからこそ、「うまくいったときの経済的、精神的な満足は、世界中のどんな仕事よりも大きい」と言えるのだ。

セールスマンにとって、売ること以上に素晴らしいことはない

商品を売るという感動は、上記のようなものに言い換えられるほどのものだ。感動があるからこそ、次から次へと繋げていきたくなる。セールスという仕事をしている以上「ここで終わり」というのは見つける事は出来ないが、感情を揺り動かす出来事は、忘れてはいけない。

会う人すべて、仕事に関係のある人

名刺を一人に渡せば、名前がどこかで紹介されるかもしれない。そして、「ジラード250の法則」の通りに、一人に名前が知れ渡れば、250人に名前が掲載されるだろう。その中の誰かは、自分の顧客になるかもしれない。名前を知ってもらう事、そして自分が何をしているかを、きちんと伝えることも必要だ。

非常に広い幅がある。私はこのことを誰よりも理解していると思う

費用に関して広い幅のあるような内容だと、「どうにかして削れないか」「ここだけにはこだわりたい。だからよその部分を抑えられないか」と相手が知りたがるのはもちろんのこと。その内容も頭に入れておけば、安くする代わりの提案、こだわりの部分に対する細やかなオプションの紹介等で切り返すことが出来る。商品だけではなく、費用感を頭に知ることも大事だ。

250人に悪い噂が流れるリスクを冒していることになる

一時の感情による発言で、一人に背を向けさせてしまう。するとその一人は、周りにその出来事を伝える。伝えた相手は、他の相手にその事を伝える。どんどん繰り返している内に、ジェラードの法則に乗っ取って、250人に広まってしまったら・・・。
背を向けさせないよう、日ごろの準備が大切、という事だろう